8日、千葉・イオンモール幕張新都心で、文房具に熱い視線を送る人たちの姿がありました。これはトレンド情報誌『GetNavi』が主催し、人気ナンバーワンの文房具を決める『文房具総選挙2023』のイベント。「書く・消す」「切る・貼る・綴（と）じる」など、部門ごとに分かれた80の文房具の中からお気に入りに投票することができます。
7つの部門がある中で今回、「推し活がはかどる文房具」部門を新設。トレカやファンクラブの会員証などが収納できるポーチや、手帳に推し活のスケジュールを記録できるスタンプなど、推し活をサポートする文房具がずらりと並んでいました。
『文房具総選挙』を企画・運営する和田史子さんはこの部門について、「今まで推し活を意識した商品はあったのですが、元々ある商品のカラーバリエーションを増やすという形のものが多かった。それが今回ノミネートしたものを中心に、推し活のために一から開発をしたような商品が出てきていて、アプローチが変わってきていると思ったので部門として新設しました」と回答しました。
■デスクで推しをめでる 一風変わったアイテムの正体
注目の1つが、まるで試着室がミニチュアサイズになったかのような『推守（おしゅ）カーテン』というアイテム。これは、カーテンの内側に推しの“アクスタ”（アクリルスタンド）などを置き、デスクで推しをめでることができるというユニークな商品です。
仕事中や勉強中など集中したいときはカーテンを閉じ、一息つきたいときに開いて推しを眺める…といった楽しみ方が可能。赤・青・黄・緑・紫の5色があるため、推しのメンバーカラーに合わせて選ぶことができます。
■推しぬいにうちわ…推し活をサポートするアイテムずらり
さらに推し活には欠かせない、”推しぬい”と呼ばれる推しのぬいぐるみのためのアイテムも。『ケプト キューブポーチ』は、大切な”推しぬい”を汚すことなく収納できるアイテムです。ポーチには透明の窓が付いているので、リュックなどにつければ自慢の推しをアピールすることもできます。
この部門には10点がノミネート。イベントに来場していた、韓国のグループ・ENHYPEN（エンハイプン）が推しだという中学2年生は「（気になったのは）うちわが入るサイズのファイル。すごくいっぱいうちわを持っているのでしまうのに困っていて、ちょうどよかったです」と、お気に入りの文房具が見つかったことを教えてくれました。
『文房具総選挙2023』は4月16日まで投票することができ、結果は5月24日に発表されます。
