中村錦之助 「私と隼人の引窓を見てもらいたいと思ってくれるように」 親子での共演を熱望
『双蝶々曲輪日記 ー引き窓ー 』に出演する中村錦之助さん
歌舞伎俳優の中村錦之助さん(63)が23日、東京・千代田区で「初代国立劇場さよなら公演」7月歌舞伎鑑賞教室(7月3日から24日)『双蝶々曲輪日記-引窓-』の取材会を行い、息子・中村隼人さん(29)との共演について語りました。
1967年から国立劇場で始まった歌舞伎鑑賞教室。歌舞伎の魅力をより多くの人に気軽に楽しんでもらおうと、人気のある演目を充実した俳優陣で見ることができます。しかし2023年10月末、国立劇場は施設の再整備のため一旦閉場。再整備前、最後となる演目は家族の絆を描く『双蝶々曲輪日記-引窓-』が上演されます。南与兵衛後二南方十次兵衛を中村芝翫さんが演じ、濡髪長五郎を錦之助さんが演じます。
錦之助さんは「濡髪長五郎は2回目ですので前にやったことを思いだしながら、もう少しぬれがみらしくできるよう、これも錦之助の役どころだなと思っていただけるように一生懸命勉強して勤めたいと思っております」と話しました。
鑑賞教室については、「この鑑賞教室、前はこの年代でやることは少なかった30代40代の方たちがやっていたのが、最近我々の年代が出るようになって若手からは勉強の場を取り上げていると言われる、この年代にしかできない今まで培ってきた僕らしかできない熱のこもった芝居を、若い人に見てもらいたいと思っています」と意気込みを語りました。
また「この(演目)引窓ですけどお正月には、お互いの息子同士で浅草公会堂でやっていました。それもなにかの縁かなと思いまして、それを足がかりにきっと(中村)芝翫さんと(中村)橋之助さんの引窓を見てみたい。私と(中村)隼人の引窓を見てみたいと思ってくれるように勤めたいと思っております。」と話しました。
1967年から国立劇場で始まった歌舞伎鑑賞教室。歌舞伎の魅力をより多くの人に気軽に楽しんでもらおうと、人気のある演目を充実した俳優陣で見ることができます。しかし2023年10月末、国立劇場は施設の再整備のため一旦閉場。再整備前、最後となる演目は家族の絆を描く『双蝶々曲輪日記-引窓-』が上演されます。南与兵衛後二南方十次兵衛を中村芝翫さんが演じ、濡髪長五郎を錦之助さんが演じます。
錦之助さんは「濡髪長五郎は2回目ですので前にやったことを思いだしながら、もう少しぬれがみらしくできるよう、これも錦之助の役どころだなと思っていただけるように一生懸命勉強して勤めたいと思っております」と話しました。
鑑賞教室については、「この鑑賞教室、前はこの年代でやることは少なかった30代40代の方たちがやっていたのが、最近我々の年代が出るようになって若手からは勉強の場を取り上げていると言われる、この年代にしかできない今まで培ってきた僕らしかできない熱のこもった芝居を、若い人に見てもらいたいと思っています」と意気込みを語りました。
また「この(演目)引窓ですけどお正月には、お互いの息子同士で浅草公会堂でやっていました。それもなにかの縁かなと思いまして、それを足がかりにきっと(中村)芝翫さんと(中村)橋之助さんの引窓を見てみたい。私と(中村)隼人の引窓を見てみたいと思ってくれるように勤めたいと思っております。」と話しました。