西岡星汰 “日本一のイケメン高校生” の最終目標は「MARVEL作品に出てみたい」
俳優の西岡星汰さんは、日本一のイケメン高校生を決める『男子高生ミスターコン2019』でグランプリを受賞して芸能界入りしました。現在はボーイズグループに所属しつつ、大きな夢へと向かって俳優業へシフトチェンジしています。
今年は高校を卒業する節目の年。演じることの難しさや意識の変化を経験し「自分をたくさんの方に見てもらいたいという思いが強くなりました」と言います。
■最終目標はMARVEL作品への出演
――俳優としての目標はありますか?
小さな頃から映画が好きで、特に『アベンジャーズ』などのMARVEL作品が好きだったので、出てみたいですね。最終的な目標はすごく大きいんですけど、ドラマで培った経験をしっかり生かして、着実にステップアップできるよう、今後もたくさんの作品に出て、自分をたくさんの視聴者の人に見てもらいたいという思いが強くなりましたね。
――演技で難しいと感じることは?
世間を下に見ているような役を演じたとき、そのバカにしている感じが、自分ではバカにしているように演じているんですけど、バカにしているように見えなかったんです。そこが難しいなと感じました。
――演じていて自分でも「ちょっと違うかも」と思ったんですか?
やっているつもりでも映像を見ると、すごく違和感があって全然ダメだなと思いました。本当にバカにしている感じに見えなくて、そこをちゃんと見えるように頑張りました。
――役をつかむまでに時間はかかりましたか?
そうですね。「もうちょっとこうしたら?」とたくさんの方にアドバイスをもらって、なんとかつかむことができたかなと思います。
■撮影中の短い期間で意識が変化
3月1日からスタートした朝の連続ドラマ『サヨウナラのその前に』では月曜日の主人公・佐藤開を演じています。この役は公開オーディションを受け、視聴者投票で選ばれて決定しました。
――あらためて選ばれたときの心境を教えてください。
最初は、視聴者の皆さんの投票で主役が決まるということで不安もありました。けれど高校を卒業するまでに、高校生の役で主役で出たいという思いが強かったので、それを達成するために、このチャンスをつかみたいと思って参加しました。そして決まったときは、応援してくださった皆さんへの感謝の気持ちでいっぱいでした。
――あと31日で地球が滅亡するという状況下にありながら、日々幸せを感じて生きている人々を描いた作品です。西岡さんがその立場になったらどうしますか?
この質問はドラマが始まる前にも聞かれたことがあったんですけど、そのときは「スカイダイビングがしたい」とか「絶景を見に行きたい」とか自分のやりたいことを言っていたんですよ。でも撮影を通して、日常をすごく大切にしていきたいと思うようになりました。31日で終わるからこそ、これまで通りに生活して、ちょっと特別なことをしたり、小さい幸福を感じられたら、その31日間が楽しいのかなと思いました。