22日に急性大動脈解離のため66歳で亡くなった落語家の笑福亭笑瓶さんの葬儀・告別式が27日、東京・築地本願寺で営まれ、山田邦子さん（62）が別れを惜しみました。

笑瓶さんが大阪で活動していた時代から長年、公私ともに交流があった山田さん。「笑ちゃん（笑瓶さん）は、ぽっくり逝きたいってずっと言っていたから、その通りになりましたね。それにしてもぽっくりにもちょっと早すぎましたけどね」と、突然の別れを悲しみました。

また、笑瓶さんの人柄について「本当に気配りの人で、私が本番前に機嫌悪くなって『もうやだ』なんて楽屋でふてくされて寝てると、『とにかくメイクしいや、やったるで』って言ってやってくれて、そのうちに笑っちゃって、『本番いこかー』って言うようなこともありました」と、優しい人柄を振り返りました。

さらに、「最初に東京に進出したときは（笑瓶さんは）おかっぱだったのね。車好きだったから、白いベンツで安いの買って、それで送り迎えしてくれてたりしたら、“山田邦子 新しい恋人 謎のベンツおかっぱ男”って出て、笑ちゃんのことだよって言って、事務所中で大笑いしたことを思い出します」と、ほほえましいエピソードを明かしました。

最後に「笑ちゃん、天国行け、天国！　私葬式で初めて待っててねって思った。天国、私は行けるかわかんないけど、行ったらまた仲良くしてね。ご愁傷さまでした」と、涙ながらに笑瓶さんにメッセージを贈りました。