俳優の佐野勇斗（２１）らが２日、神奈川・川崎で映画「小さな恋のうた」（２４日公開）のＰＲフリーライブを行った。

ロックバンド「ＭＯＮＧＯＬ８００」の同名楽曲をモチーフに、若者たちの青春を描いた物語。

この日はメインキャストの佐野をはじめ、女優の山田杏奈（１８）、俳優・千葉真一（８０）の二男で俳優の眞栄田郷敦（ごうどん＝１９）らが５人組バンド「小さな恋のうたバンド」として同曲など３曲を初披露。ライブ後半には同曲の本家、ＭＯＮＧＯＬ８００の上江洌清作（３８）と映画にも出演していた歌手の世良公則（６３）がサプライズで登場。佐野らと共に熱唱し１０００人の来場者を魅了した。

佐野は「舞台袖ではバチバチに緊張していたんですよ」と苦笑しつつも、映画を「大自信作です！」と胸を張ってアピール。「『小さな恋のうた』は平成で最も歌われた歌（カラオケランキング１位）ということなんですけど、新元号の令和でも大きく響かせたい。皆さんの力を貸してください」と呼びかけた。

上江洌は「舞台袖で見させていただいたんですけど、俺と世良さんの方が緊張しました。もっともっとライブが見たい。本当にいい感じだったので自信を持って」と佐野らにエール。映画では佐野らが演じる高校生を見守るライブハウスのオーナー役だった世良も「全く撮影時と同じ気持ちで、横で汗をかきながら見ていました。まぶしいですね。君たち最高！」と初ライブの成功を祝福した。