布袋寅泰、元BOOWYメンバーと久々共演
ミュージシャンの布袋寅泰(57)が、アルバム「GUITARHYTHM VI」(29日発売)で、元BOOWYの高橋まこと(65)、松井常松(58)と31年ぶりに共演したことが6日、分かった。
レコーディングは布袋の生活拠点である英ロンドンで行われ、アルバム収録曲「Thanks a Lot」に高橋がドラムで、松井がベースで参加。
それぞれが個々に布袋のライブに参加することはあったが、3人の共演はBOOWYのライブアルバム「LAST GIGS」以来となる。
布袋は「スタジオに3人が並び、まこっちゃんの大きなカウントから8ビートが走り出す。いつもは険しい表情の松っちゃんが寡黙なダウンストロークを刻みながら静かに微笑んでいる。懐かしい仲間と交わす音のラリーは言葉以上に心に響いた。無言ながらも聞こえてくるそれぞれの思い。31年ぶりのセッションで僕のギタースタイルの原点はこのリズム隊にあることを再確認した。“俺たちは今も何も変わらない”移りゆく時代へ送るメッセージが多くの人に届きますように」と盟友と共に完成させた同曲についてコメント。
高橋が「30年ぶりなのに、なんだか昨日からやってます、みたいな感覚でした。出来た音もバッチリでした。改めて布袋、松井、まことの出す音でしたね。ロンドンに呼んでくれてありがとう」と喜び、松井も、「思えばそれぞれが違う道を歩み出してから、随分と長い時間が経過したわけですが、一緒に音を出すという作業を進めてみると、その中での時間の流れとか会話とか、変わらない部分は変わらない。不思議で感慨深い時間を共有させていただきました」と話した。