布袋寅泰、31年ぶり共演は「楽しかった」
ロックバンド「BOOWY」の元メンバーでギタリストの布袋寅泰(57)が29日、都内で行われた「アドバタイジングウィーク・アジア」にゲストで出演し、新アルバム「GUITARHYTHM VI」について語った。
同アルバムの収録曲「Thanks a Lot」では、BOOWYのメンバーだった高橋まこと(65)、松井常松(58)と解散ライブ以来、約31年ぶりに共演。
布袋は「楽しかったですよ!ラストギグから31年、もちろん交流はありましたけど、昔の仲間と久しぶりにバイクでツーリングをして風を感じるようでした」とレコーディングを回想。「『BOOWY』というのは大きな存在なので、勇気がいる部分もあったけれど、それぞれ大人になっていて。みんな白髪ができて、31年前とは違うけれど変わらない部分もあってうれしかった」と話した。
BOOWY時代を「短い時間だったけれど、青春を駆け抜けた」と振り返り、「『燃え尽きたい症候群』と言ってはなんですけど、(漫画の)『あしたのジョー』とか、ヒーローはいつか燃え尽きるものと思っていたので燃え尽きたかった。とにかく日本でナンバーワンのバンドになって次に向かおうと(思っていた)」と布袋。
ソロに移行してからは「自由になったと同時に孤独を感じることもあった」と明かし、「コンピューターとギターだけで新しいロックサウンドに挑戦したあの時、今思えばずいぶん思い切ったチャレンジをした。でも、作ったものをなぞらない、というのがその後の30年を作った気がします」と語った。