【高須光聖】声を出して笑えるものを目指す
放送作家の高須光聖(みつよし)氏(55)がこのほど、日本テレビの取材に応じ、目指しているエンターテインメントについて語った。
笑える新感覚時代小説「おわりもん」(幻冬舎)を出版した高須氏は、「読んでいただけると、どんどん引き込まれて、ぜひ最後まで諦めずに(読んでほしい)。諦めずに読んでいただけると、最終的には『良かった』と思えますので」とアピール。さらに「眠くなりますよ、途中にちょっとくらいは」と冗談交じりに話すも「何十ページ(か)ごとに、しっかりとどんでん返しと笑いがたくさんありますので、飽きないと思います」と自信を見せた。
日本テレビ系「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!」など、放送作家として多くの番組を手掛ける中、今回は初めての小説の出版。仕事をする上で意識していることについて高須氏は「あまりよそでやったような、何かに似てるようなものは書きたくないと思っています。自分らしさと自分のカラーを出したいので、人のものを気にせずにやるようにしている」と話した。
目指しているエンターテインメントを聞いてみると「『面白い』という現象は世の中で起こっているんですけど、『声を出して笑う』というのは日常ではそんなにないと思うので、できるだけ声を出して笑えるものが作ることができたら」と目標を語った。