ビートたけしさん（76）が、初めて書き下ろした恋愛小説を映画化した『アナログ』で、二宮和也さん（39）が主演、波瑠さん（31）がヒロインを務めることを17日に発表。二宮さんと、波瑠さんがコメントを寄せました。

映画は、携帯電話で気軽に連絡が取れる現代で、会うことを大切にする“アナログ”な価値観を持つ男女の純愛を描いた作品。二宮さんが、デザイナーの水島悟を、波瑠さんが謎めいた女性・美春みゆきを演じます。

二宮さんは、映画について「現場の撮影はクリエイティブな日々で、毎日現場に向かうのが楽しい日々でした。目まぐるしく変化する世の中ですが、いつの時代も“誰かを大切にする気持ち”の本質はとてもシンプルで変わらないのだと改めて気付かされる作品です」とコメント。

また、波瑠さんは「今は会えなくても色々なことを共有できる世の中で、とても便利なことですが、一緒にいることでこそ分かち合える喜びに鈍感になってしまったのかもと不安になります。誰かと愛を育めることは奇跡そのものなのだと、この作品を通して実感しました」と思いを明かしました。