松之丞「講談えほん」発売。襲名決意も語る
講談師の神田松之丞(36)が1日、東京・文京区の講談社で「講談えほん」の発売記念イベントを開催した。
松之丞が監修した全6巻の絵本「西行」「大岡越前」「宮本武蔵」の発売を記念し、社名の由来が講談である同社で講談を披露し、子どもたちと「張り扇体験」を楽しんだ。
「講談社が(創立)110周年を記念して、3冊同時で発売し、あと3冊出ます。お子さまから大人まで楽しめます」とアピールした。
来年2月11日には、大名跡である六代目神田伯山を襲名する。
「松之丞として本、CD、テレビ、雑誌メディアに出させてもらった」と現時点までの歩みに納得の表情で、「伯山になったら、松之丞以上に活躍しないといけないというプレッシャーはあります」と吐露。「5代目までは名人なので、自分が名人になれるかどうかは分かりませんが、名前に恥じぬよう頑張ります」と誓った。