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トランプ氏“現時点はイラン”石油施設攻撃

2019年9月17日 12:39

サウジアラビアの石油関連施設への攻撃で、アメリカのトランプ大統領は16日、「現時点ではイランの仕業のようだ」と指摘する一方で、最終的な検証結果を見極める考えを強調した。

14日のサウジアラビアの石油施設への攻撃により、サウジの一日の原油生産量は半分になったとされ、原油価格の高騰も起きている。

今回の攻撃については、イランの支援を受けるイエメンの武装組織「フーシ派」が「ドローン10機で攻撃した」と主張しているが、フーシ派と戦っているサウジ主導の連合軍の報道官は16日、初期の調査結果として、攻撃はイエメンからではなかったとした上で、イラン製の兵器が使われたと述べた。近く具体的な証拠も明らかにするとしている。

また、トランプ大統領は、攻撃は「現時点ではイランの仕業のようだ」とした上で報復攻撃の可能性も示唆し、警告した。ただ、大統領は「戦争にはしたくない」と繰り返し述べていて、誰による攻撃なのか最終的な検証結果を見極める考えを強調している。

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