「第５２回ミス日本コンテスト２０２０」の最終審査会が２０日、都内で行われ、慶應義塾大学文学部３年の小田安珠さん（おだ・あんじゅ＝２１）がグランプリに輝いた。

「日本人らしい美しさ」をテーマに、内面や外見、行動の美しさを兼ね備えた女性を表彰するコンテスト。この日は、ファイナリスト１３人が着物審査、ドレス審査、水着審査に挑んだ。

応募者２５２５人の頂点に立った小田さんは、名前を呼ばれた瞬間、感激の表情を浮かべ、「感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございます」と喜びのスピーチ。「まだ少し夢見心地なんですが、喜びと同時にたすきをいただいた時に、責任感を感じました。私だけではなく、ここにいる（ファイナリスト）１３人のみんなで、令和の時代を引っ張っていけるような女性になれるように努力してまいります」と気を引き締めた。

小田さんはアナウンサー志望。現在は学生キャスターとしても活動している。今後についても「キャスターの活動を続けながら、“伝える”という仕事をもっと磨いていきたい」と意気込みを語った。
大学では考古学を専攻しているため「特に歴史番組に興味があって、いろんな日本のまだ知られていない歴史のあるところに行って、『こんなに興味深いんだよ』ということを楽しく視聴者にお伝えできたらいいなと思います」と目標を語った。