市川染五郎 19歳、新たな挑戦に密着取材 祖父・松本白鸚も演じた大役への思い
市川染五郎さんが歌舞伎にかける思いを取材
■染五郎の新たな挑戦 祖父・白鸚も演じた“主人公・武智光秀”
そんな染五郎さんの新たな挑戦となったのが、1月2日から始まった『新春浅草歌舞伎』(26日千穐楽)です。ベテランは参加せず、10代・20代に大きな役を演じるチャンスが与えられるため、“若手の登竜門”としても知られています。染五郎さんは『絵本太功記』で明智光秀をモデルにした主人公・武智光秀を演じます。
この舞台について染五郎さんは「これまで(の正月)は祖父と父と3人でそろってという形が毎年続いてまして。祖父の年齢とかを考えても、なるべく祖父と一緒に舞台に立ちたいなという思いが強いので少し悩みましたけど。若手が中心となる公演に入ったことも今までなかったので、大切な機会かな」と話しました。
今回、染五郎さんが演じる武智光秀は過去に祖父・白鸚さんも演じたことがあり、直接稽古をつけてもらったといいます。染五郎さんは白鸚さんに対して「自分はやっぱり祖父にすごく憧れがあって。祖父の光秀を目指したいなと思って」と憧れの思いを話しつつも、「祖父からは“染五郎くんの光秀をやりなさい”っていうふうには言われましたね」とアドバイスがあったことを明かしました。
1月2日の舞台本番では、稽古で苦戦していた見せ場のシーンも成功させ、終演後には「まず初日が開いたということもホッとしてますし、お客様もすごくあたたかく迎えてくださっているような空気を感じたので、そこはホッとしてますね」と、あんどした様子をみせました。
この舞台について染五郎さんは「これまで(の正月)は祖父と父と3人でそろってという形が毎年続いてまして。祖父の年齢とかを考えても、なるべく祖父と一緒に舞台に立ちたいなという思いが強いので少し悩みましたけど。若手が中心となる公演に入ったことも今までなかったので、大切な機会かな」と話しました。
今回、染五郎さんが演じる武智光秀は過去に祖父・白鸚さんも演じたことがあり、直接稽古をつけてもらったといいます。染五郎さんは白鸚さんに対して「自分はやっぱり祖父にすごく憧れがあって。祖父の光秀を目指したいなと思って」と憧れの思いを話しつつも、「祖父からは“染五郎くんの光秀をやりなさい”っていうふうには言われましたね」とアドバイスがあったことを明かしました。
1月2日の舞台本番では、稽古で苦戦していた見せ場のシーンも成功させ、終演後には「まず初日が開いたということもホッとしてますし、お客様もすごくあたたかく迎えてくださっているような空気を感じたので、そこはホッとしてますね」と、あんどした様子をみせました。
■祖父から孫へ 白鸚が贈る言葉
3月には二十歳を迎える染五郎さんに白鸚さんは、「芝居がもっともっともっと好きになってほしい。相手役、女方、義太夫と、一緒に勉強してね」と言葉を贈りました。染五郎さんはその言葉を受け「お芝居っていうのは一人じゃできないので。周りのことだったりも考えながらやらなきゃいけないし、芯に立つ役者になるためには一番大事なことなのかなと思いますね」と明かしました。
(1月14日放送『news every.』より)
最終更新日:2025年1月15日 6:40