市川染五郎、憧れの祖父・松本白鸚をまねたルーティンを明かす 「自分の体を清めて」
歌舞伎の舞台への思いを語る市川染五郎さん
東京・浅草公会堂で2025年1月2日から上演される『新春浅草歌舞伎』(26日千穐楽)に出演する、歌舞伎俳優の市川染五郎さん(19)が日本テレビの取材に応じ、初出演する公演への思いや、舞台に出る前のルーティンについてを明かしました。
新たなメンバーで上演される『新春浅草歌舞伎』。1980年に『初春花形歌舞伎』として、浅草での歌舞伎興行が復活し、2003年に『新春浅草歌舞伎』と名称を変え、若手俳優が大役に挑むことができる“若手歌舞伎俳優の登竜門”として、これまで公演を積み重ねてきました。
今回、中村橋之助さん(29)をはじめ、中村鷹之資さん(25)、中村莟玉さん(28)、中村玉太郎さん(24)、尾上左近さん(18)、中村鶴松さん(29)、そして染五郎さんたち若手俳優が出演します。
新たなメンバーで上演される『新春浅草歌舞伎』。1980年に『初春花形歌舞伎』として、浅草での歌舞伎興行が復活し、2003年に『新春浅草歌舞伎』と名称を変え、若手俳優が大役に挑むことができる“若手歌舞伎俳優の登竜門”として、これまで公演を積み重ねてきました。
今回、中村橋之助さん(29)をはじめ、中村鷹之資さん(25)、中村莟玉さん(28)、中村玉太郎さん(24)、尾上左近さん(18)、中村鶴松さん(29)、そして染五郎さんたち若手俳優が出演します。
■市川染五郎、憧れの祖父・松本白鸚をまねしたルーティン
――初めて演目『絵本太功記』で大役・武智光秀を勤めますが、公演への思いを教えてください。
若手が中心となる公演に入ったことは今までなかったので、大切な大きな機会かなと思って入らせて(出演させて)いただきました。父(松本幸四郎さん)も、“浅草にせっかくなので”って背中を押してくれました。今まで足を踏み入れたことのないような環境で、お芝居したいなっていう気持ちもあったので、何か新しいエリアを開拓したいなというか、そういう意味合いもあります。
――『新春浅草歌舞伎』から始まる2025年ですが、どんな1年にしたいですか?
目の前にあることを一個一個やっていくしかないので、もちろん受け身だけではダメですけど、いただいた機会を丁寧にやっていく1年にしたい。本当に今やるべきことをやっていくことの積み重ねで、過去だったり未来ができていくという、そういう感じでやっていきたいです。
――歌舞伎の舞台に立つ時のルーティンはありますか?
強いて言うなら、出番の前に塩を体にまいて。舞台というのはすごく神聖な場所というか、みなさん先人たちがいろんな表現をしてきた場所で、魂がこもっている場所だっていう考えなので。“そういうところに行く”っていう意味で、自分の体を清めてから出るっていうことはしていて。祖父(松本白鸚さん)がずっとやっていて、自分も小さいころから、必ず舞台裏にお塩は持って行って、まくっていうのはずっと習慣ですかね。祖父は憧れの存在ですし、祖父と同じことをして舞台に出るっていう、そういう意味では何か毎回欠かせないことですね。
若手が中心となる公演に入ったことは今までなかったので、大切な大きな機会かなと思って入らせて(出演させて)いただきました。父(松本幸四郎さん)も、“浅草にせっかくなので”って背中を押してくれました。今まで足を踏み入れたことのないような環境で、お芝居したいなっていう気持ちもあったので、何か新しいエリアを開拓したいなというか、そういう意味合いもあります。
――『新春浅草歌舞伎』から始まる2025年ですが、どんな1年にしたいですか?
目の前にあることを一個一個やっていくしかないので、もちろん受け身だけではダメですけど、いただいた機会を丁寧にやっていく1年にしたい。本当に今やるべきことをやっていくことの積み重ねで、過去だったり未来ができていくという、そういう感じでやっていきたいです。
――歌舞伎の舞台に立つ時のルーティンはありますか?
強いて言うなら、出番の前に塩を体にまいて。舞台というのはすごく神聖な場所というか、みなさん先人たちがいろんな表現をしてきた場所で、魂がこもっている場所だっていう考えなので。“そういうところに行く”っていう意味で、自分の体を清めてから出るっていうことはしていて。祖父(松本白鸚さん)がずっとやっていて、自分も小さいころから、必ず舞台裏にお塩は持って行って、まくっていうのはずっと習慣ですかね。祖父は憧れの存在ですし、祖父と同じことをして舞台に出るっていう、そういう意味では何か毎回欠かせないことですね。
最終更新日:2024年12月31日 6:50