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市川染五郎 監督から明かされた事実に 「歌舞伎に関わる者としてうれしく思う」

2023年12月19日 22:05
市川染五郎 監督から明かされた事実に 「歌舞伎に関わる者としてうれしく思う」
ジャパンプレミアに登壇した市川染五郎さん
歌舞伎俳優の市川染五郎さん(18)が18日、映画『ボーはおそれている』(2024年2月16日公開)のジャパンプレミアに登壇し、監督から明かされた事実に喜びました。

映画は、『へレディタリー/継承』や『ミッドサマー』で知られるアリ・アスター監督の最新作で、主演は『ジョーカー』でアカデミー賞主演男優賞を獲得したホアキン・フェニックスが務めます。イベントには、アリ監督と、その大ファンである染五郎さんが登場しました。

前回、来日した時に、歌舞伎を観劇したアリ監督。その際に衝撃を受け、『ボーはおそれている』の脚本を一部書き換えたことを明かしました。

それを聞いた染五郎さんは、「純粋に歌舞伎に関わる者としてうれしく思いますし、日本が誇るエンターテインメントだと思ってますので、日本の皆さんに触れていただくのも、もちろんうれしいんですけど、海外の、しかもこんな素晴らしいクリエーターであるアリ・アスター監督に影響を歌舞伎が与えていることは、また、自分もそれに関わらせていただいているんだっていうのが、すごくうれしいですね」と心境を語りました。

また、“染五郎さんで映画を作るならどんな映画?”という質問について、アリ監督は「歌舞伎一家の映画を作りたい。恐ろしい秘密を隠しもった歌舞伎一家の話。善人のように見せておいて実は最も悪人という役」と回答。これを受けて、染五郎さんは「実際そういう人だと思われていたらすごく嫌なんですけど、役としてはすごくやってみたいなと思います」と笑顔でコメントしました。