市川染五郎 監督から明かされた事実に 「歌舞伎に関わる者としてうれしく思う」
前回、来日した時に、歌舞伎を観劇したアリ監督。その際に衝撃を受け、『ボーはおそれている』の脚本を一部書き換えたことを明かしました。
それを聞いた染五郎さんは、「純粋に歌舞伎に関わる者としてうれしく思いますし、日本が誇るエンターテインメントだと思ってますので、日本の皆さんに触れていただくのも、もちろんうれしいんですけど、海外の、しかもこんな素晴らしいクリエーターであるアリ・アスター監督に影響を歌舞伎が与えていることは、また、自分もそれに関わらせていただいているんだっていうのが、すごくうれしいですね」と心境を語りました。
また、“染五郎さんで映画を作るならどんな映画?”という質問について、アリ監督は「歌舞伎一家の映画を作りたい。恐ろしい秘密を隠しもった歌舞伎一家の話。善人のように見せておいて実は最も悪人という役」と回答。これを受けて、染五郎さんは「実際そういう人だと思われていたらすごく嫌なんですけど、役としてはすごくやってみたいなと思います」と笑顔でコメントしました。