歌舞伎俳優の市川染五郎さん（17）が23日、日本橋髙島屋開店90年特別企画の内覧会に、父の松本幸四郎さん（50）とともに登場。27日に誕生日を迎える染五郎さんが、誕生日プレゼントで欲しいものを明かしました。

特別企画『松本幸四郎家 高麗屋展 松本白鸚・松本幸四郎・市川染五郎 ―世代をこえて継がれる、ひとつの絆―』では、『高麗屋』にまつわる舞台衣装や、染五郎さんと祖父の松本白鸚さんが書いた絵などが展示。展覧会の開催について幸四郎さんは「こういう機会でないと、自分の家とは言え、振り返るというのはなかなかない機会だったりするので、皆さんにこうやって見ていただくための準備というか、そういう機会をいただいたというのは、自分にとっても大きな意味のある（展覧会）、すてきな時間を過ごさせていただいたと思っています」と、開催の喜びを語りました。

また、自身が書いた絵が展示される染五郎さんは「弁慶という役の絵を6メートル×8メートル位の大きさで書きまして、絵は昔から好きでよく書いているんですけど、ここまで大きな絵は初めて書かせていただいた。自分が書いた弁慶の大きな絵の前に、今回のために初めて弁慶の衣装とカツラを付けて撮った写真が展示してあって、弁慶という役に対する自分の思いがみなさまに伝わるように、展示の仕方からライティングまでミリ単位で調整していただいたので、そこが1番個人的には思いをかけたエリアです」とこだわりを明かしました。