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桂文枝「次の世代に残る作品を作りたい」 落語家55年を振り返る

2022年5月13日 7:10
桂文枝「次の世代に残る作品を作りたい」 落語家55年を振り返る
落語家55周年を迎えた桂文枝さん
落語家の桂文枝さん(78)が12日、大阪市のなんばグランド花月で『落語家55周年記念 桂文枝独演会』の概要発表会見を行い、55年間の活動を振り返りました。

今年4月から2023年2月にかけて全国をまわり『吉本興業110周年感謝祭 笑って元気に!いらっしゃい!!ツアー』を開催している文枝さん。今後の『落語家55周年記念 独演会』の予定が発表され、7月16日なんばグランド花月公演に、林家木久扇さん、西川きよしさん、ジャルジャルがゲスト出演することが決定しました。

公演について文枝さんは「7月16日私の誕生日、80歳になる1年前に元気な姿を皆さんに見ていただいて、楽しく盛り上げて、自分でも思い出に残るような公演にさせていただきたい、少しでも次の世代に残るような作品を作りたい」と意気込みを語りました。

また今年は2012年に桂三枝から桂文枝を襲名して10年。振り返った文枝さんは「次の世代の人のための落語を作ろうとこの10年頑張ってきた。初代文枝も新しいことをやって、たくさんの弟子を育てて、四天王と言われる弟子も生み出した。そこが僕が10年たってもできていないので、そこにこれからは力を入れていきたい。これからどれだけできるか分からないけど、生ある限り頑張っていきたい」と今後の目標を明かしました。