映画「新解釈・三國志」（１２月１１日から公開）に、俳優のムロツヨシ（４４）、橋本さとし（５３）、高橋努（４１）が出演することが、分かった。

西暦約２００年の中国を舞台に、「魏」「呉」「蜀」の３国が覇権を巡って群雄割拠していた史実をまとめた書物「三國志」を、ヒットメーカーの福田雄一監督がオリジナル脚本で映画化。
主演の大泉洋（４７）が、「蜀」の劉備玄徳（りゅうびげんとく）役を務めることまで発表されていた。

ムロが演じるのは、「蜀」を導く軍師の諸葛亮孔明（しょかつりょうこうめい）役。諸葛亮は「蜀」のために采配をふるい、明せきな判断力と予見力で敵を翻ろうする稀代の天才軍師。劉備が諸葛亮を仲間に加えるために、３度も家を訪ねたという逸話「三顧の礼」を、福田監督はどのように描くのか——。
ムロは「ムロくんの役は諸葛亮孔明です。と福田監督に言われました。本気ですか？と聞きました。本気、大丈夫、劉備役を大泉洋さんがやるから。と答えがきました。肩に力入れまくってガチガチの投球フォームで全力投球します。とお応えしました。うん、普通に投げて。と返ってきました。こんな時代にお届けしたい喜劇。みんなで映画館で笑おう。笑いに来てください。笑ってください。だから皆さん、それまで、どうか、笑っていてください」（原文ママ）とコメントした。

なお、劉備の立身出世に貢献した武将・関羽（かんう）役を橋本が、関羽とともに劉備に仕える超怪力の武将・張飛（ちょうひ）役を高橋が演じる。