水族館と『ベルサイユのばら』がコラボ 原作ファンが歓喜「世界観に合っている」
きょうから開催されたコラボイベント『アクアパークのばら いざ美しき海の舞踏会へ!の巻』。入り口には金色のシャンデリアや大階段がデジタルテクノロジーで描かれ、バラのようなトゲとドレスのようなヒレをもつ『ハナミノカサゴ』が水槽の中でお出迎えしてくれます。館内には、作品に登場する貴族の宝石や、キャラクターをイメージした魚を展示したコーナー、原作の名シーンが施された水槽などが置かれ、華やかな空間を作り出しています。
1972年に連載がスタートした『ベルサイユのばら』は、革命期のフランスを舞台にした物語。宝塚歌劇団による舞台やテレビアニメなどにも派生し、世代を超えて愛されている作品です。
来場者に感想を聞くと「水族館とベルばらのコラボって想像がつかなかったですけど、すごくステキなセットでした」、「魚の名前が“ロイヤル”とか“ジュエリー”とか『ベルばら』の世界観に合っているものが多いなと思った」とコメントしました。
また、子どもを同伴して来場していた原作ファンは、「水族館連れてきてあげようと思ってたんですけど、コラボしてるって聞いて私も楽しめるなと思って。正直私のために来たところはあります(笑)(作品の)世界観がきらびやかで華やかで夢のような感じが好きで、子どもにもいつか読ませたいなと思って、そのきっかけにもなるかな」と話しました。
担当者にコラボの理由について聞いてみると、「『ベルサイユのばら』自体が漫画作品、アニメ、宝塚の舞台など様々な世代のファンの方がいらっしゃいますので、そういった方にも水族館にお越しいただけるようにコラボレーションに至りました」と狙いを明かしました。