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“ベルばら”作者・池田理代子が明かすオスカルの3サイズ 高橋愛は“オスカル風”衣装で登場

2022年9月17日 21:35
“ベルばら”作者・池田理代子が明かすオスカルの3サイズ 高橋愛は“オスカル風”衣装で登場
イベントに登場した高橋愛さん
漫画家・池田理代子さんの作品『ベルサイユのばら』(略称:ベルばら)。作品の展覧会『誕生50周年記念 ベルサイユのばら展-ベルばらは永遠に-』のオープニングセレモニーに、『ベルサイユのばら』ファンの高橋愛さん(36)が池田さんとともに登場しました。

漫画『ベルサイユのばら』は、1972年4月から1973年12月まで、少女マンガ誌『週刊マーガレット』にて連載された作品。革命期のフランスを舞台に、男装の麗人“オスカル”と悲劇の王妃“マリー・アントワネット”の美しい運命の物語が描かれています。

作品は、これまでに宝塚歌劇団による舞台化や、アニメ化など、形を変えながら広い世代から人気を集めてきました。今回、“ベルばら”誕生50周年を記念し、東京で17日から展覧会が行われます。

■キャラクター・オスカルに込めた思い

“オスカル風の衣装を着てきた”という高橋さんはイベントで「とにかくオスカルみたいになりたいと思うぐらい、大人になってから読み返すとオスカルの良さがもっと分かって」と“ベルばら愛”を熱弁。

すると、池田さんから「当時は“女のくせに”とか、私なんて家を建てただけで、全然見知らぬ男性から電話がかかってきて“女のくせに家なんか建てやがって”って言われるような時代でしたから、やっぱりオスカルには女であるとか、男であるとか関係なく、自分の努力と才能と、勇気と。いろんなもので人生を切り開いていけるんだっていうのは描きたかったですね」と、当時を振り返りながら制作意図を明かしました。

展覧会を一足先に見たという高橋さん。感想を聞かれると「もう、感動ですね! 原画だけじゃなく、オスカルの生涯ただ一度のドレスが飾られているのも!」と、文化服装学院の生徒が制作したドレスの展示について興奮した様子で語りました。

続けて、司会者から「オスカルの3サイズって実は先生の当時の数字なんですよね?」と聞かれた池田さん。「読者の方がうるさくてって言うと言葉が悪いですけど、“3サイズを教えてください”って言うんで、そのまま私の3サイズを(答えました)」と明かし、会場を驚かせました。