楽曲『パプリカ』で知られる音楽ユニット『Foorin』としても活動した新津ちせさん（12）が15日、主演映画『凪の島』の公開直前イベントに登場し、役作りについて明かしました。

映画は、両親が離婚し、母の故郷である山口県の小さな島で暮らすことになった小学4年生・凪の物語。少年少女の心の成長や、子供たちの目を通して、心温まる家族の姿が描かれます。

新津さんは“凪は海が大好き”という設定だったため、役作りについて「海に慣れるためにダイビングの資格を取って、ダイビングで海に慣れるところから始めて、撮影の時には海が大好きになってました」と明かしました。

今回、オーディションを経て主役となった新津さん。長澤雅彦監督は、オーディション当時10歳だった新津さんについて「すごく意志が強い感じがした。主人公は子供で、大人が大人になりきれていなくて、子供の方が大人っぽいというものを作りたかった。だから強い子がよかった。そしたら新津さんは気持ちの強さが全面に出ていて、最大の魅力でした」と話すと、新津さんは「ありがとうございます」と照れながら感謝を伝えました。