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SixTONES・松村北斗、声優初挑戦で「全力で立ち回る期間だった」

2022年10月25日 22:40
SixTONES・松村北斗、声優初挑戦で「全力で立ち回る期間だった」
声優初挑戦となった松村北斗さん
6人組アイドルグループSixTONES松村北斗さん(27)が25日、自身が声優を務めた新海誠監督の最新作『すずめの戸締まり』の完成報告会見に出席し、声優初挑戦となった作品への思いを明かしました。

本作は、『君の名は。』『天気の子』に続く新海監督の3年ぶりとなる最新作。日本各地の廃墟を舞台に、災いの元となる“扉”を閉めていく旅をする少女・すずめの解放と成長を描く冒険物語です。松村さんは“扉”を閉める旅を続ける“閉じ師”の青年・宗像草太(むなかた・そうた)の声を担当します。

今回、声優初挑戦となった松村さんは、アフレコを振り返り「新海さんが僕らのことを楽器で表してくれたことがあった。僕が演奏するよりも、新海さんが演奏することで“草太”が完成するってすごく感じた」と、新海監督に委ねながらのアフレコだったことを明かしました。

これに対し、新海監督は「芝居なんだけど、映画のために自分自身を全部委ねようとする気持ちに切り替わった瞬間があった気がして。そこから、(松村さんの声が)より“草太”になっていたと感じました」と、振り返りました。

■松村北斗 「今の自分のまま明日を生きていく楽しみをもらった」

また、記者から“この作品・仕事が自分にとってどういうものになったのか”と聞かれた松村さんは「アフレコ期間は全てを1度(監督に)委ねて、そこから返してもらったものの中で全力で立ち回る期間だった。(作品に携わったことで)必死に生きる生き方をまた一つ見つけられて、今の自分のまま明日を生きていく楽しみをもらったという思いです」と、自身の糧になったことを明かしました。

一方、主人公・岩戸鈴芽(いわと・すずめ)役の原菜乃華さん(19)は「間違いなくすごく特別な作品。13歳の時に初めて『君の名は。』を見て、新海監督を知って“新海監督の作品をリアルタイムで見られる時代に生まれて来られてよかった”って話していた。その6年後にまさか自分が携われることになっているなんて、夢にも思っていなかった。今ある大事なものに目を向けさせてくれるような作品だなと思います」と、作品への思いをかみしめていました。