にゃぷんたぷん【表面張力による横溢形状】（『ねこは液体』より）
まるで“液体のように見える”ねこの決定的瞬間を捉えた写真が、1冊の写真集になりました。写真集のタイトルは『ねこは液体』（12月6日発売 河出書房新社）。
2017年、“猫は固体であると同時に液体でもあり得るのか”という調査報告が、“人々を笑わせ、考えさせる研究”に与えられる『イグ・ノーベル賞』を受賞しました。本作は、“液体のように見える”ねこたちを集めた調査報告写真集です。
■“液体ねこ”をタイプ別に分類 「あんもにゃいと」に「ぐにゃんぐにゃん」
“液体ねこ”を形状や特徴などタイプ別に分けて紹介しています。
箱にぴったりはまったこちらは、「シュレーディンガーの箱を満たすねこ」。
「あんもにゃいと」。
添えられた解説文には－「円形の容器に入ることによって猫の体は周囲からまんべんなく支えられる。リラックスしきった猫は、やがて容器いっぱいに満ちていくのだ。……やはり、猫は液体なのである」。
「ぐにゃんぐにゃん」。
段ボールから体の半分ほど出ている様子が、まるで“液体化”しているように見えるねこも。
この写真集は、全国の愛猫家の協力のもと制作されたということです。
