斎藤佑樹、2025年の目標は“選手時代の感情を味わいたい” プライベートで挑戦したいこと
――現役のときと引退後、お正月の過ごし方に変化はありますか?
現役の時は、お正月はあるようでないというか。シーズンオフになってから休めるのかなと、プロ野球選手になる前は思っていたのですが、やっぱり休んでいられないという感覚がありました。それはお正月も一緒で、休んでいるとソワソワする。引退して3年たって、(今は)すごくゆっくりできている。こたつに入ってゴロゴロしていられるというか。それはすごく感じますね。
――子供の頃は、お年玉で何を買っていましたか?
お年玉で野球道具を買っていましたね。父親に「お年玉使ってこのグローブを買ってもいいかな?」とかはよく相談してました。スポーツ用品店に行って、グローブが並んでいるじゃないですか。それを、一個一個はめて「これいいな」とか、「ちょっと違うな」ってそうやって決めていました。
■プライベートでは“野球選手の頃の感情を味わいたい”
2024年には、北海道長沼町に子供たち専用の野球場づくりを始めた斎藤さん。2025年の目標を聞くと、“プライベートで挑戦したいこと”について意外な答えが返ってきました。
――2025年の目標を教えてください。
2025年の目標は、まずは野球場を野球ができるレベルまでは完成させること。それから周りの施設は徐々につくっていくのですが、子供たちが野球ができる状態までつくり上げて、野球場の中でお祭りも含めた大会を開くこと、これが一つ目標ですね。
――プライベートでの目標はありますか?
プライベートの目標が一番難しいな(笑)。目標にしてしまうとやらなくちゃいけなくなってしまいますが、富士山に登りたいなと思っています。気持ちの起伏が、今は野球選手の時ほどない。うれしいことはうれしいけど、悔しいことも悔しいけど、そこまで起伏はない。でも、富士山に登るとその感情が「野球選手の頃に似ている」と言っていた方がいて、それを久しぶりに味わいにいこうかなという感じです。