大塚 愛「娘といろんな遊びをしながら」 油絵を始めたきっかけを明かす 自身初の個展を開催
デビュー20周年の節目に開催される今回の個展は、自身の楽曲をテーマにした油絵やフラワーアレンジメント、書道作品など計80点が展示されます。
2019年から本格的に油絵を始めたという大塚さん。始めたきっかけについて「娘といろんな遊びをしながらっていうのが日常茶飯事で。“絵を一緒に描いてみない?”ということで、いろいろ絵を描ける材料を引っ張り出してきた時に、その中に油絵の具がまじっていて。自分で買った記憶はないんですけど、もったいないなと思って使いたくて」と明かしました。
また、展示されている作品は、自身の楽曲をテーマにしています。その理由について「音と絵がいつも一緒にあって、曲をつくる時にもいつも情景だったりとか、自分の中の映像がいつも見えてくる」と語りました。
■自身の楽曲をテーマに制作
ヒット曲『金魚花火』をテーマにした油絵は、幻想的な金魚が描かれています。世界観について「この曲が全体的には切ない曲で、男女が向き合ってはいるんだけど、なかなかひとつにはなれない」と語り、「バックの暗いトーンと、金魚が光っている明るいトーンを何度も交互に塗り重ねている。それで透明感と幻感を出しているので、すごく時間もかかっているし、金魚の泳いでいる残像だったりとか、そういった部分を描くのがとても難しかったです」と振り返りました。
■おとといまで作業「ギリギリの戦い」
また、ヒット曲『プラネタリウム』をテーマにした油絵は、12枚の作品になっています。大塚さんは「ちょっと楽曲とはまだ別の話になっていまして、プラネタリウムに行って、星座、星空を見ると思うんですけど、自分の中での星座のお話っていうのを描いてみようと思って、今回は12枚で1つの作品にしました」と、12枚で12星座を表現したといいます。
制作はギリギリまで行われていたといい「最後まで間に合わなかったのが乙女座で、黒い部分全部乾いていないので、触ったら指が真っ黒になっちゃうんです。唇も塗ったばかりなので、色がついちゃうんですよね。という“ギリギリの戦い”をしていました」と明かしました。
音楽やアートなど、幅広く活躍する大塚さん。今後については「まずは自分のやり始めたことをしっかりとスキルを上げながら、しっかり確立していくということが大事かなと思うので、まずは自分が今やり始めたことをしっかりやっていきたいなと思います」と語りました。