梅宮アンナ、父の書斎で発見した意外なもの
タレントの梅宮アンナさん(49)が日本テレビの取材に応じ、亡き父・梅宮辰夫さんとの思い出を語りました。アンナさんが「すごい人でした」と明かす辰夫さんの家庭での姿とは——。
辰夫さんは映画やドラマのほか、バラエティー番組などで活躍していましたが、家庭ではアンナさんが幼いころから台所に立つほどの料理好き。生前の辰夫さんがレシピを書き込んでいたノートは20冊以上あるということです。
ノートには料理記事の切り抜きのほか、目次やメモも書かれており、アンナさんは「普通、雑誌とかを切り取る時って定規を使って切ると思うんです、ハサミとか。ウチの父はキッチンに雑誌を持っていって、まな板の上に切りたいところを置いて、出刃包丁で切るんです」と告白。辰夫さんに料理を習うことはなかったようで、アンナさんは「やりたいと思った小学生のころも包丁を持たせてもらえなかった、“危ない”って言って」と振り返りました。
辰夫さんに怒られたこともあるそうで、「優しいだけじゃなくて、怒るとメチャメチャ怖いんですよ。生意気なことを言い返していたので、たたかれたりしました」と明かし、「ほめられたことは?」という質問には「ない」と即答。それでも辰夫さんはアンナさんの活躍を喜んでいたようで、「モデルデビューがファッション誌『JJ』なんですけど、雑誌の表紙になった時、父の書斎に入ったら30冊ぐらい束になっていたんです」と明かしました。
アンナさんは当時、「何で言ってくれないんだろう?」と思ったことを明かす一方、娘に内緒で雑誌を買い込んでいた父の胸中を「きっと心で何か(私のことを)思ってくれていたのかな?」と推し量りました。