寺島しのぶ サプライズで息子登場「幸せ」
『第46回報知映画賞』で助演女優賞に選ばれた、寺島しのぶさん(48)が16日、東京・港区で行われた表彰式に出席しました。
映画『ヤクザと家族 The Family』や『キネマの神様』、『空白』の演技が評価された寺島さん。2003年に主演女優賞を受賞して以来、18年ぶり2度目の報知映画賞受賞となりました。
会場には、寺島さんに内緒で息子の寺嶋眞秀(まほろ)くん(9)が登場。寺島さんは驚いた様子で花束を受け取りました。
お母さんへ向けて眞秀くんは「家にいるときはテレビとかいっつも見てるけど、仕事しているときはすごいかっこいいです」と少し恥ずかしそうに祝福し「怒るときは怖いけど、優しくて、いっぱいご飯を作ってくれる人です」と明かしました。
まさかのサプライズに寺島しのぶさんは「本当にびっくりしています。18年前、私が報知映画賞主演女優賞をいただいたとき、母がサプライズでここに来てくれました。今日は18年後。まさか息子がここにやって来てくれるとは思っていませんで、本当になんだかとっても幸せです」と喜びを語りました。
今回評価された3作品で三者三様の“おばさん”を演じたという寺島さん。「ちょっと前まではセリフで“おばさん”って言われても“嫌だな”って思っていたんですけど、最近は“おばさん”って言われたら普通に振り向く自分がいて、そういう時期にさしかかっているのかなと自覚しています」と明かしつつ「“寺島しのぶが出ていたらこの映画面白そうかな”って思っていただけるようなそんな役者にいつかなれるようにまい進したいと思っております」とさらなる活躍を望んでいました。