年雄さんは7日、『博が…亡くなった…。』というタイトルでブログを更新。「僕にはふたつ違いの三人の弟がいる…三番目の弟が博…。大ヒットした“三年目の浮気”のヒロシ＆キーボーの博である」とコメントし、弟の博さんが『3年目の浮気』でブレイクするまでの経緯を記しました。

そして、「それからの博の活躍…とても嬉しかった…しかしそんな状態がいつまでも続くわけがありません…その後は大変だったと思います…」と思いをはせた年雄さん。

博さんと過ごした最後の時間に触れ、「昨夜…口の聞けない博にいっぱい話しかけました… 博がいつも、兄貴はスーパーマンだといいふらしていたので…耳元で冗談に“俺はスーパーマンだから全て任せて安心しろ”と言ったら、とても喜び僕の手を強く握り返して涙を流し喜びに溢れていました…数時間いて少し元気になったから大丈夫だろうと、一旦引きあげました…4時間後急変…電話が来て娘さんが電話の向こうでパパ！パパの叫び声が入って来ました…直ぐに病院に駆けつけると…医師から臨終ですとの言葉…。今は幼い頃の博が頭に蘇って涙がとまりません」と、悲しみをつづっています。

■黒沢博さんのこれまで

黒沢博さんは公式サイトによると、1948年10月18日に神奈川・横浜市で四人兄弟の三男として生まれました。

17歳のとき、『寺内タケシとバニーズ』のボーカリストとしてデビュー。1982年に『ヒロシ＆キーボー』としてリリースした『3年目の浮気』がヒットし、日本有線大賞『最優秀新人賞』や全日本有線放送大賞『最優秀新人賞』を受賞しました。

『3年目の浮気』はカラオケなどで定番のデュエットソングとして親しまれ、多く人が口ずさめる楽曲となりました。