三浦大知は“分析魔”「純粋にエンタメを楽しめていない気もするけど」感動した映画を分析
■三浦大知、Da-iCEは「同じ匂いがしてうれしかった」
――Da-iCEと本格的な番組共演は初めてということですが、どんなイメージを持っていました?
年齢的にも同世代で、昔からしっかり“歌とダンスにひたむきに向き合っている”イメージがずっとありました。この収録の前に、コラボレーションさせていただくっていうのもあって、振り付けをDa-iCEさんに教えるリハーサルがあったんですけど、そのときから皆さんめちゃくちゃ真面目に取り組んでくれて、すごく細かいところも1個1個やってくれた。本当にダンス好きなんだな、と。同じ感覚、匂いがしてすごくうれしかったです。
――どういったコラボレーションを披露するんですか?
今回ありがたいことに、Da-iCEさんから僕の『Cry & Fight』という楽曲を“ぜひ一緒にやりたい”と言っていただいて、それをスペシャルなフォーメーションに変えてコラボさせていただきました。“やりたい”と言ってくれた『Cry & Fight』という曲は、めちゃくちゃ難しいんですよ! かなり振り付けとか、歌の難易度が相当高いので。できる人とか、“やりたい”と言ってくれる人が本当にいないと思うので(笑) 今回5人が“やりたい”と言ってくれてすごくうれしかったですし、めちゃくちゃカッコよかったので、一緒にパフォーマンスできてうれしかったですね。
■三浦大知を表す“4つのピース”は『歌・ダンス』『沖縄』『ゲーム』『分析』
番組ではDa-iCEとゲストとの“深掘りトーク”が恒例になっていることにちなみ、今回三浦さんを“深掘り”するため自身を表す“4つのキーワード”を教えていただきました。書いてくれたのは『歌・ダンス』『沖縄』『ゲーム』『分析』。それぞれどんなエピソードがあるのか、聞きました。
――1つ目のピース【歌・ダンス】
自分はやっぱり“歌って踊る”、“踊りながら歌う”。この“歌とダンス”を別々に考えるよりかは、1つのエンターテインメント、表現方法として捉えているところがあるので、1個のピースにどっちも入れたいなと思いました。
――“歌って踊る”は何年やっていますか?
“6歳”からという感じなので。ほとんど、これしかしてきていない。ほぼこれです。三浦大知は。
――2つ目のピース【沖縄】
自分が出身というのもありますし、通っていたダンススクールで、歌とダンスの基礎・基本を教わったというのもあります。あと沖縄は、“音楽とすごく距離が近い県民性”というか。沖縄県という場所が、色んな文化が入り交じって、フェスティバルでみんな集まったら、すぐ歌い出したり踊りだしたりみたいな、そういう場所だったので。“音楽との距離の近さ”は沖縄出身だからこそ、の部分もあるんじゃないかなと。
――3つ目のピース【ゲーム】
一番好きなエンタメです。ゲームから色んなインスピレーションをもらったり、そこから得るもの、学ぶものがとても多いエンターテインメントだと思っています。大好きです!
――ゲームから“振り”や“楽曲制作”に影響を受けることはありますか?
そうですね。例えば、エンディングの最後のボスと戦うときにドラマチックな展開があったり、主人公がピンチに立ったときとかあるじゃないですか。それをどういうふうに乗り越えていくかとか、そういうストーリーを見ながら“こういうテーマで歌詞書こう”とか。そういうのはあったりしますね。
――4つ目のピース【分析】
「分析」は、いろんな物事とか機械とか、“1回バラバラにしてみたい” “分析してみたい”欲がけっこうあって。例えば自分が好きなゲーム、映像、映画を「これどうやって撮ってるんだろう」とか。映画を見て「感動した」、これを“どういうシーンでつながっていって、どういうストーリーだったから、こういう気持ちに自分がなったんだ…”とか(分析する)。あと、もう使わなくなったおじいちゃんの家に置いてあった時計とかバラしてみたりとか(笑) 中、どうなっているんだろうって見たりとか、“何かを分析するのがクセ”みたいな感じがありますね。だから、これ(分析するクセ)があることで、“純粋にエンターテインメントを楽しめていない”っていう気もちょっとするんですけど(笑)