金子貴俊「44年間ではじめて」 鹿児島の神秘的な食材 “月日貝”のおいしさに感動の涙
俳優の金子貴俊さん(44)が26日放送の日本テレビ系『満天☆青空レストラン』に出演。番組最多となる21回目の登場で「44年間で初めて聞きました」という貴重な食材と出会い、その味に感動のあまり涙する様子が放送されました。
同番組はお笑い芸人の宮川大輔さんが春夏秋冬のおいしい食事と珍しい食材を求めて日本中を飛び回るグルメ番組。この日の放送では、鹿児島県日置市を訪問し、童謡詩人・金子みすゞさんが詠まれた詩にもつづられている貴重な高級食材“月日貝”を紹介しました。
■ 2人がはじめて出会った神秘的な食材“月日貝”とは!?
金子さんは“月日貝”という名の食材に「44年間で初めて聞きました」と語り、宮川さんも「聞いたことがない」とコメント。国内では房総半島から九州に至る西太平洋の暖かい海に分布していますが、まとまった量がとれるのは、ここ日置市くらいで、あまり出回らない貴重な貝だといいます。
2人は“月日貝”捕りの名人とともに漁に出発。漁場となる場所は江口浜沖、約10キロという暖かい対馬海流が通り、遠浅の砂地でエサも抱負な最適ポイント。そこで底引き網を体験した2人は船上で念願の“月日貝”と初対面しました。
宮川さんは「まん丸できれい。これはみたことない」と大ハシャギ。その特徴はホタテ貝と同属の2枚貝で、表が赤色で太陽を、裏が白色で月を表したような神秘的な色合い。身はホタテ貝と似ています。すると金子さんは「これ絶対おいしい」と食べる前から大興奮。
■貴重な『月日貝』の“魅惑の味”数々に金子も感動の涙
港に戻った2人は“月日貝”の刺身を実食。貝ひもと貝柱の“シャキシャキ”とした食感と抜群のうま味に2人は舌鼓。貝ひもを食べた宮川さんは「1キロ食えますね、めちゃめちゃ幸せ」と貝ヒモをすするように身振り手振りを交えて語り、金子さんも「“月日貝”は超一級品。そりゃ金子みすゞさんも詩に書きますね」と興奮気味に語りました。
その後、バターしょうゆで味付けした『炭火焼』と『XO醤炒め』、『貝玉餡かけ』と次々に月日貝の料理が登場。あんかけを食べた宮川さんは「あんかけもそこまで味付けしていないから、“月日貝”のうまみが際立つ」とおなじみの“うまい”を連呼。一方、金子さんに至っては、あまりのおいしさに感動して涙。「めっちゃおいしい。まだ日本にこんなおいしいものがあったなんて、最高です」と、涙を流しながら絶賛しました。
最後に『パエリア』を食した2人は、鹿児島の高級食材“月日貝”のフルコースに満足しながら、番組を締めくくりました。