輸入規制撤廃受けNYで福島産食材イベント
福島第一原発の事故後に続いた日本産食品の輸入規制の撤廃を受けて、アメリカ・ニューヨークで17日、福島県産の食材を使った日本食のプロモーションイベントが開かれました。
17日、アメリカ・ニューヨークで開かれたこのイベントは、福島県産の食材を使って、日本食の魅力を伝えようと、農林水産省が企画したものです。
アメリカでは、福島第一原発の事故後に、日本産の食品に対する輸入規制が導入されましたが去年9月に撤廃されました。
今回、食品業界の関係者に振る舞われた弁当には、福島県産のコメで作ったにぎり寿司と、福島県産の和牛のすき焼きが盛り込まれました。
市役所の職員「おコメは最高です。本当にやわらかい。お寿司との相性も抜群。『A+』の評価です」
レストラン経営者「FDA(アメリカ食品医薬品局)が安全と言うのであれば、それを信じます。私のレストランで食品を使い始めることができ、とてもうれしく思っています」
イベントでは、福島県の内堀知事も動画で福島の「いま」を発信しました。農林水産省は、福島県産の食材を含む日本の食品の輸出拡大を進めていきたいとしています。