桃井かおり72歳「いらないのは今までの自分」 コロナ禍に見つめ直した人生
『種田山頭火賞』とは、自然に親しみ酒を愛し、自分の理想を求めて行きつ戻りつしながら信念を貫いた俳人・種田山頭火さんの生きざまを彷彿とさせる人に贈られる賞です。
受賞した桃井さんは「(私のように)これぐらいの生き方をしていると、本当はものすごく、ひどい末路を迎えていなければいけないはずなんですよ」と切り出しました。
続けて、桃井さんは「コロナのあの時期で、ものすごく桃井かおりは反省して、今までの悪事、汚点、失敗すべて、ものすごく反省したんですね。今度(私が)出す本に、“70歳過ぎて、いらないのは今までの自分”と書いたんです。着物を着られるようになる、着慣れる、その先に着崩すというのがあるのだから、“生き崩す”というのもあっていいんじゃないの。反省して生き直す」と、これからの生き方について語りました。