「犬っこまつり」に向け犬の雪像づくりが大詰め 雪不足で山間部からトラック約100台分の雪 秋田県湯沢市
秋田の冬を彩る小正月の伝統行事の準備が、県内各地で進められています。
湯沢市では、今月8日から始まる犬っこまつりに向けて、雪像づくりが大詰めを迎えています。
今月8日土曜日と9日日曜日の2日間開催される、湯沢市の伝統行事「犬っこまつり」。
湯沢インターチェンジからほど近い、メイン会場の湯沢市総合体育館周辺では、お堂と犬の雪像づくりが大詰めを迎えています。
4日は、地元の建設会社の社員や、シルバー人材センターの会員などが、雪を削ったり積み上げたりして、雪像づくりの仕上げ作業を行いました。
今年は雪像づくりに適した雪が会場だけでは足りず、トラック約100台分の雪を山間部から運んだといいます。
本番まであと4日。
“最強寒波”の一方で、先週まで気温の高い日が続いたため、関係者は気をもむ日々を送っています。
犬っこまつり実行委員会 松江大輔 委員長
「1月に入って雪が降らなかったり気温が高かったりで、雪の質があまり良くないので、作業員さん、作られている方々は本当に苦労しているかなと思っております」
「去年は本当に雪がなくて4基ほどしか雪像が無かったんですが、今年は15基たちます。その辺もみなさんに見ていただきたいなと思います」
犬っこまつりは、湯沢市総合体育館周辺をメイン会場に、8日と9日の2日間の開催で、犬の健康を祈る愛犬祈願祭や、夜は花火の打ち上げなど、様々なイベントが企画されています。