櫻坂46・小林由依「私にとっての青春だった」 約8年半のアイドル活動に終止符 全表題曲に参加した功労者
■ソロダンス、ユニット曲、三期生楽曲と全編参加でパフォーマンス披露
ライブは、藤吉夏鈴さん(22)、遠藤光莉さん(24)とのユニット曲『ジャマイカビール』からスタートし、キレのあるダンスパフォーマンスを披露した小林さん。MCでは「(卒業の)実感というのもこれといってなくて。今この状況が現実で行われているのか、すごくふわふわした感覚。でも、そんな不思議な感覚で終わらないように、気合を入れてがんばります」と最後のライブパフォーマンスへの意気込みを語りました。
その後も、欅坂46時代の楽曲『危なっかしい計画』や、小林さんのソロダンス、かねてパフォーマンスをしてみたいと思っていたという三期生による楽曲『Anthem time』に参加するなど、ライブで披露した楽曲全てに参加し、集まったファンを魅了しました。
■ドレス姿でファンへ感謝の言葉
ライブのアンコールでは卒業セレモニーが行われ、小林さんは花をあしらったドレス姿で登場。集まったファンへ「私が存在している意義、理由を皆さんのおかげで知れた。そんなに大それた人間じゃないのに、ひとりの人間に影響を与えるような活動をしているんだなという気持ちと、自分がそこに存在していたという誇らしさでいっぱいです。私が私でいさせてくれて、本当にありがとうございました」と感謝の気持ちを伝えました。
続けて「8年半すごくつらかったことも、もちろんあるんですけど、皆さんとこうやってライブでいたことも楽しかったですし、普通にメンバーと楽屋にいる時間も楽しくて。そういう時間が私にとっての青春だったなと思います。皆さんも、皆さんの中での青春を思い出したときに、小林由依というのがいたなって思い出してくれるだけで、私は幸せですし、皆さんの記憶の片隅にちょこっといたらこれからもうれしいなと思います」と笑顔で挨拶しました。
■現役メンバーがステージ上に全員集合
そして、小林さんと同期で現役メンバーの上村莉菜さん(27)、齋藤冬優花さん(25)とのMCでは、現在活動休止中の小池美波さん(25)もステージに駆けつけ、一期生の楽曲『タイムマシーンでYeah!』を4人で披露しました。
さらに、この日休演予定だった三期生の小田倉麗奈さん(19)と的野美青さん(17)もステージに登場し、櫻坂46のメンバー全員が集結。最後は全員で楽曲『櫻坂の詩』を歌唱し、小林さんはピンク色に染まった客席に向けて深々とお辞儀をしてステージをあとにし、アイドル人生に幕を下ろしました。