櫻坂46の小林由依さん（23）が27日、舞台『隠し砦の三悪人』合同取材会に共演する上川隆也さん（58）らと登場し、舞台の見どころについて明かしました。

本作は、日本映画界を代表する黒澤明監督がメガホンを取った映画『隠し砦の三悪人』（1958年公開）を舞台化。戦国時代に秋月・山名という小国で起こった戦いで敗北した上川さん演じる秋月家の侍大将・真壁六郎太が、小林さん演じる若く美しい世継ぎの雪姫と黄金200貫を無事に同盟国へ送り届ける使命を果たすために、偶然出会った百姓2人を巻き込んで、危機的状況下をくぐり抜けていく冒険活劇です。

現在の心境について小林さんは、「偉大な先輩方と歴史のある名作を舞台化で、自分も参加できることがすごく光栄に思っております」と気持ちを引き締めると、舞台の見どころについて、「殺陣のシーンとかもたくさんあるので、舞台ならではの近い距離で、迫力のある殺陣のシーンをオーケストラの音楽とともに、またさらに感じる・伝わる部分があると思うので、殺陣のシーンだったり、息づかいであったり、そういった部分を感じてほしいなと思います」とコメントしました。

共演する上川さんは、小林さんの芝居について驚いたことがあったそうで、「稽古場での小林さんの成長ぶりが本当にめざましくて、昨日のお芝居を今日は明確に上回ってくる。その連続で現時点でも驚きしかないです。初日を迎えて、この物語の中で彼女がどこまで雪姫として息づいていくのか。僕は一つの楽しみでもあります。お客様にもぜひそれを目の当たりにしていただきたいと思います」と絶賛しました。