アニメ映画『SAND LAND』アメリカで世界初上映 原作・鳥山明からメッセージ
アニメ映画『SAND LAND』が世界初上映 (C)バード・スタジオ/集英社 (C)SAND LAND製作委員会
『ドラゴンボール』や『Dr.スランプ』などで知られる漫画家・鳥山明さん原作のアニメ映画『SAND LAND』(8月18日公開)が、21日にアメリカで行われた『サンディエゴコミコン』で世界初上映。鳥山さんがファンにむけてメッセージを送りました。
サンディエゴコミコンは、1970年からアメリカ合衆国カリフォルニア州サンディエゴで毎年開催されている世界最大級のポップカルチャーの祭典。ハリウッド映画や人気ドラマの最新情報がお披露目されることも多く、2010年以降は毎年13万人以上が訪れる北米最大のイベントとなっています。
サンディエゴコミコンは、1970年からアメリカ合衆国カリフォルニア州サンディエゴで毎年開催されている世界最大級のポップカルチャーの祭典。ハリウッド映画や人気ドラマの最新情報がお披露目されることも多く、2010年以降は毎年13万人以上が訪れる北米最大のイベントとなっています。
■原作・鳥山明 ファンに向けてメッセージ
上映会場は、2000人のキャパシティーが満席となるほどの観客が集結。イベントのスペシャルリポーターで、新海誠作品『すずめの戸締まり』のヒロイン・すずめの声を演じた原菜乃華さん(19)が登壇すると割れんばかりの拍手が巻き起こりました。
また、イベントでは世界初上映に先駆けて集まったファンにむけて、原作者・鳥山明さんから手紙が寄せられました。「『SAND LAND』という漫画は、砂漠を舞台に魔物と老人とミリタリーなど僕の好みのネタを詰め込んだ趣味性の強い最も好きな漫画作品です。この20年以上前の作品が映像化されると聞いて“僕はとてもうれしいけど、なぜ今この地味な作品を…”とは思いましたが(笑)元々、コミックス1冊分という短編を、優秀な製作陣のアイデアと技術によって、クオリティの高い1本のアニメ映画として完成したのです。ドラゴンボールとは異なる世界観を楽しんでいただければ最高です!」と読み上げられると、会場はこの日一番の大歓声と拍手に包まれました。
また、イベントでは世界初上映に先駆けて集まったファンにむけて、原作者・鳥山明さんから手紙が寄せられました。「『SAND LAND』という漫画は、砂漠を舞台に魔物と老人とミリタリーなど僕の好みのネタを詰め込んだ趣味性の強い最も好きな漫画作品です。この20年以上前の作品が映像化されると聞いて“僕はとてもうれしいけど、なぜ今この地味な作品を…”とは思いましたが(笑)元々、コミックス1冊分という短編を、優秀な製作陣のアイデアと技術によって、クオリティの高い1本のアニメ映画として完成したのです。ドラゴンボールとは異なる世界観を楽しんでいただければ最高です!」と読み上げられると、会場はこの日一番の大歓声と拍手に包まれました。
■原菜乃華も初鑑賞「観終わった後の爽快感がすごい」
映画の上映後、原さんは「観終わった後の爽快感がすごくて、あたたかい気持ちにもなりましたし、一人一人出てくるキャラクターが全員魅力的で、たくさん笑えるところもあって、もうめちゃくちゃ面白かったです! (海外の反応について)映画を観ながら大きな声で一緒に笑ったり、敵を倒した後のシーンは全員で拍手したり、映画を共有してるんだなっていう一体感が会場全体にあって、すごく楽しかったです」と、コメントしました。