鳥山明、23年前の作品が映像化「夢のようです」 『SAND LAND』が映画化
『SAND LAND』主人公・ベルゼブブ(c)バード・スタジオ/集英社(c)SAND LAND製作委員会
『ドラゴンボール』や『Dr.スランプ』などで知られる、漫画家・鳥山明さんの漫画『SAND LAND』が映画化されることが22日に発表され、鳥山さんが作品への特別な思いを明かしました。
『SAND LAND』は、『ドラゴンボール』連載終了後となる2000 年に、『週刊少年ジャンプ』で短期集中連載された作品。魔物と人間が共存する、水を失った摩訶(まか)不思議な砂漠の世界を舞台に、悪魔の王子・ベルゼブブが、魔物のシーフ、人間の保安官・ラオとトリオを組んで、砂漠のどこかにあるという『幻の泉』を探す危険な旅に出る物語です。映画は8月18日より全国で公開を予定しています。
『SAND LAND』は週刊連載にも関わらず、鳥山さんがアシスタントなしで、一人で描き上げた唯一の作品。隅々まで自身の画力と気力をつぎ込んでおり、鳥山さんは「理屈からいえば、自分の最新作のマンガが一番好きなはずです。しかし今から思えば、少なくても画力と気力はこの『SAND LAND』を描いたあたりはスゴかったなって感じがします」と作品への愛をコメントしています。
『SAND LAND』は、『ドラゴンボール』連載終了後となる2000 年に、『週刊少年ジャンプ』で短期集中連載された作品。魔物と人間が共存する、水を失った摩訶(まか)不思議な砂漠の世界を舞台に、悪魔の王子・ベルゼブブが、魔物のシーフ、人間の保安官・ラオとトリオを組んで、砂漠のどこかにあるという『幻の泉』を探す危険な旅に出る物語です。映画は8月18日より全国で公開を予定しています。
『SAND LAND』は週刊連載にも関わらず、鳥山さんがアシスタントなしで、一人で描き上げた唯一の作品。隅々まで自身の画力と気力をつぎ込んでおり、鳥山さんは「理屈からいえば、自分の最新作のマンガが一番好きなはずです。しかし今から思えば、少なくても画力と気力はこの『SAND LAND』を描いたあたりはスゴかったなって感じがします」と作品への愛をコメントしています。
■「僕にとっては、わかってる神ファン! って感じ」
キャラクターや世界観について、原作ファンから“鳥山先生色がとても強い作品”と評されることについて、鳥山さんは「たしかにそうかもしれませんね。読者のことももっと考えなきゃいけないのに、好みを優先してしまった気がします。プロ失格かもしれません」と反省しつつ、「これ(作品)を楽しいって言ってくれる人って、まさに僕にとっては、わかってる神ファン! って感じじゃないでしょうか」と自信をみせました。
また鳥山さんは、映像の一部を先に視聴したそうで「拝見したのはまだまだ未完成な部分が多い映像でしたが、それでも非常に高いクオリティは十分に感じられました。まさか映像化されるなんて思ってもみなかった上に、このクオリティですから、この時点で夢のようです」と映像化に期待をよせています。