歌手のサンプラザ中野くん（62）が2日、中野サンプラザのクロージングセレモニーに登場し、ゆかりのある施設への思いを明かしました。

1973年に開業した、複合施設『中野サンプラザ』は、国内外のアーティストが公演を行うコンサート会場としても親しまれてきました。2023年5月３日～7月2日には、『さよなら中野サンプラザ音楽祭』と題して、ライブを数多く行っていたモーニング娘｡'23やアンジュルムといったハロー!プロジェクト所属のグループや、東京スカパラダイスオーケストラやサンボマスターなど、多くのアーティストがライブを開催、最終日には、山下達郎さんが行いました。

クロージングセレモニーに登場したサンプラザ中野くんは、「この芸名でデビューいたしまして、来年で40年を迎えます。10年ほど先輩のこの“中野サンプラザ”さんには本当にいつも優しくしていただき、応援していただき、このエンタメ業界をともに肩を組んで歩んできた。いや、駆け抜けてきた気がしております。いつも温かく、見守っていただき、中野の皆さんも本当にありがとうございました」と思いをコメント。

また、跡地には住居やホテル、新しいホールなどが2028年開業予定で入ることについて、サンプラザ中野くんは「それまでの間、サンプラザの名前は私が守ってまいりますので、どうぞサンプラザを忘れることなく、新しい中野を楽しみに待とうではありませんか！」と高らかに呼びかけました。