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「つばさの党」の代表ら3人逮捕 大音量で怒号など選挙妨害の疑い

2024年5月17日 12:00
「つばさの党」の代表ら3人逮捕 大音量で怒号など選挙妨害の疑い

先月、投開票が行われた衆議院東京15区補欠選挙で、政治団体「つばさの党」の代表らがほかの候補者の選挙活動を妨害した疑いがあるとして、警視庁が「つばさの党」の代表ら3人を逮捕しました。

公職選挙法違反の疑いで逮捕されたのは、政治団体「つばさの党」の黒川敦彦容疑者と、根本良輔容疑者、杉田勇人容疑者の3人です。

警視庁によりますと、3人は共謀の上、先月28日に投開票が行われた衆議院東京15区の補欠選挙で、ほかの候補者が街頭演説をしている近くで、電話ボックスの上に座るなどしながら拡声器で大音量で怒号をあびせたり、車のクラクションを鳴らしたりして演説を妨害した疑いがもたれています。

「つばさの党」からは根本容疑者が出馬していましたが、こうした行為が公職選挙法の「自由妨害罪」にあたるとして、警視庁は選挙期間中に3人に警告を出していたほか、今週月曜日には「つばさの党」の事務所などを家宅捜索していました。

警視庁は特別捜査本部を設置し、妨害行為の目的などを詳しく調べる方針です。