新作「音のない理髪店」は徳島が舞台 作家の一色さゆりさんを招き特別講座を開催【徳島】
徳島県を舞台にした小説「音のない理髪店」の著者・一色さゆりさんを招いた特別講座が、11月4日に徳島市で開かれました。
「このミステリーがすごい!」大賞などで知られる作家・一色さゆりさんの新作「音のない理髪店」は、徳島県を舞台にした小説です。
「音のない理髪店」は、かつてこの地で「ろう理容師」をしていた一色さんの祖父をモデルに執筆されています。
特別講座は、一色さんが執筆に際して知ったろう者の歴史や思い、また家族の思いなどを伝えようと開かれました。
トークセッションでは、「ろう者を題材にした作品の執筆にあたって意識したことは?」との質問が飛びました。
(「音のない理髪店」の著者 一色さゆりさん)
「人と人の間に壁があって、なかなか繋がれない、なかなか言いたいことを言い合えないというのは、聴覚障害に関わらず起こりうるというか。すごくたくさんの場所に壁があったりとか、分かり合えなさがあると思ったので、その辺りはすごく意識して描きました」
出席者は、一色さんが語る取材を通じた「ろう」への気づきや、小説に込められた思いを熱心に聞き入っていました。
「このミステリーがすごい!」大賞などで知られる作家・一色さゆりさんの新作「音のない理髪店」は、徳島県を舞台にした小説です。
「音のない理髪店」は、かつてこの地で「ろう理容師」をしていた一色さんの祖父をモデルに執筆されています。
特別講座は、一色さんが執筆に際して知ったろう者の歴史や思い、また家族の思いなどを伝えようと開かれました。
トークセッションでは、「ろう者を題材にした作品の執筆にあたって意識したことは?」との質問が飛びました。
(「音のない理髪店」の著者 一色さゆりさん)
「人と人の間に壁があって、なかなか繋がれない、なかなか言いたいことを言い合えないというのは、聴覚障害に関わらず起こりうるというか。すごくたくさんの場所に壁があったりとか、分かり合えなさがあると思ったので、その辺りはすごく意識して描きました」
出席者は、一色さんが語る取材を通じた「ろう」への気づきや、小説に込められた思いを熱心に聞き入っていました。
最終更新日:2024年11月4日 19:24