×

憧れの大物をねらえ! 大間マグロ一本釣り体験ツアーに同行

2024年8月14日 17:29
憧れの大物をねらえ! 大間マグロ一本釣り体験ツアーに同行

大間町で釣り人たちにとって夢のような体験が始まっています。本格的に販売が始まったマグロを釣る体験ツアーに同行しました。

朝焼けの津軽海峡。

本州最北端、大間町で漁が始まります。
今月2日社員旅行で兵庫県から訪れた上田光彦さんたち4人もさっそく船に乗り込み出発しました。
ねらうは大間沖のマグロです。

★ツアーに参加した上田光彦さん
「大間で釣りができるという夢があったのでちょっと行ってみようと値段は決して安くなかったんですけど とりあえず100キロ超えが釣れたらいいなと思います」

こちらは下北の旅行商品を扱う「しもきたTABIあしすと」が開発したツアー『大間マグロ一本釣り体験』。マグロ漁師の船に乗り実際の漁を体験するもので、価格は最大4人までの1グループで税込み33万円。大間町でとれるマグロのブランド力を生かした、海外の富裕層向けの商品として昨年度から販売を始めました。
マグロの資源管理のため7月から10月それぞれの上旬だけに、遊漁船の漁獲枠を超えないように行われます。

★上田さんたち
「船長のイメージだと(船が)これだけ出て何割くらい持って帰るの」
「ここ最近だと50そう出たら10本」

船長の荒谷潤治さんから海の様子や釣り道具など「リアル」なマグロ漁について話を聞く参加者たち。
重さ30キロ以上のマグロが釣れた場合は解体して自宅まで発送できるといいます。憧れの大間のマグロを釣り上げることはできるのでしょうか。

★船長荒谷潤治さん
「水深100メートルは超えているけど50メートルから魚が浮いてこない感じ」

出港から3時間。

条件の良い時間帯が終わり、残念ながらこの日はマグロゲットならず。この厳しさもまたマグロ漁師の「リアル」です。

★ツアーに参加した上田光彦さん
「やっぱ海は厳しいのかなとそんなに簡単じゃないさすが大間のマグロだと思いました あすはぜひ3度目の正直という言葉もあるのであすは頑張りたいと思います」

諦めずに翌日も船に乗った上田さんたち、見事体長2メートルおよそ90キロのマグロを釣りあげることができたということです。

夢追い人たちを魅了する大間のマグロ1本釣り体験。ここでしか体験できない特別な時間が注目を集めそうです。

    青森放送のニュース