伝統の正月飾り作り最盛期 津山市
津山市で、古くから伝わる正月のお飾りづくりが最盛期を迎えています。
津山市下田邑の農業、中島昭治さんが、自宅で妻の千恵子さんと丁寧な手仕事で稲わらを寄り合わせて作るのは、「作州飾り」と呼ばれる地元の伝統の正月飾り。福を包んで逃がさない様に、左右に編んだ2つの輪が、少し角度をつけて内側を向いているのが特徴です。
このあと橙や昆布など縁起物を飾りつけて、年末までに大小およそ500個が作られる作州飾り。作り手が途絶えそうになる中、半世紀近く、中島さん夫婦が大切に守り続けています。
最終更新日:2024年11月8日 18:46