神話にまつわる伝説から名前が付いた、岡山県赤磐市の「血洗の滝（ちあらいのたき）」。クラウドファンディングで荘厳な姿を取り戻した神社と共に、一服の涼を演出しています。

　高さ10数メートルの滝。赤磐市是里の血洗の滝です。神話の時代出雲の国で、ヤマタノオロチを退治したスサノオノミコトが、血で染まった剣を洗ったとされています。

　ほとりには、滝を御神体とした小さな神社があります。地域の人達が、荒れ放題の本殿をクラウドファンディングを利用し、3年かけて改修。使える彫刻などを滝の水で洗い清めるなどして、今年5月、元の姿に復元しました。

　森の中で神話の時代を感じられる血洗の滝。猛暑の中、一服の涼が感じられるスポットです。