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縁起物の「鬼瓦」を紹介 栗林公園で企画展

2024年11月28日 18:39
縁起物の「鬼瓦」を紹介 栗林公園で企画展

 屋根の上からにらみをきかせる「鬼瓦」の中でも、縁起の良い装飾瓦を集めたユニークな企画展が、高松市の栗林公園で開かれています。

 幸福や富の象徴とされるボタンの花と末広がりの扇。栗林公園内の讃岐民芸館瓦館で展示されているのは、江戸時代以降の装飾瓦16点です。

 「讃岐装飾瓦」が伝統工芸品の香川県では、7世紀の中ごろには瓦が生産されていたとされています。元々、魔除けや厄除けの役割を担った鬼瓦は、幸福への願いを込めた縁起物へと変遷したということです。

 また、下から上に向いた「うず」は波や水を。一方、上から下へまいた「うず」は雲を表し、防火の意味も込められています。装飾瓦のユニークなデザインを楽しむことが出来る、この企画展は、来月(12月)15日まで開かれています。

最終更新日:2024年11月28日 18:39
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