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堂本光一『Endless SHOCK』ついに終幕 今後について言及「自分の夢ではありますよね」

2024年11月30日 22:45
堂本光一『Endless SHOCK』ついに終幕 今後について言及「自分の夢ではありますよね」
堂本光一 『Endless SHOCK』終幕
堂本光一さん(45)が作・構成・演出・主演を務めるミュージカル『Endless SHOCK』が、29日に大千穐楽(せんしゅうらく)を迎え、堂本さんが今後について語りました。

2000年11月の初演以来、24年間上演してきた『SHOCK』シリーズ。堂本さんはこれまで、代役をおかずに2128回主演を務め、国内演劇における代役なし単独主演記録1位を記録してきましたが、この日、ついに最後の公演を終えました。

公演後、報道陣の取材に応じた堂本さんは「やりきったのと、背負ったものをおろせるのかなと思ったんですけど、おろせたって思ったんですよ。でも余計にもっと重たいものがのしかかったような気もしています」と語り「客席を見ていても、エンターテインメントをみんなが欲しているというか、ありがたいことに僕がつくるエンターテインメントを、みんなが欲してくださっているような空気になっていたので、荷をおろそうかなって思ったら、余計のしかかってきたなという感じが」と笑顔を見せました。

報道陣から新しい舞台の構想はあるのか聞かれると「ないです」と即答した堂本さん。「新しい『SHOCK』のようなものっていうのは、まだ構想っていうところまで至ってないですね」としつつも「自分の夢ではありますよね。自分が積み上げてきたものを、自分じゃないにしても、表から見るっていうのは夢ですね」と語りました。

そして、今後について「記録にしても何にしても、破られるためにあるものですから、自分としては破ってほしいし。『SHOCK』を見てミュージカルっていうエンタメに興味を持ったっていう方もいらっしゃるでしょうし、そういった方がいると自分としてはうれしいなと思うので。全然偉そうなことは全く言えないですけど、今後も自分もいろんなことにチャレンジしていきたいし、自分がエンターテインメントを通じて、お客様があれだけ幸せな顔をしてくれるっていうのは、もう舞台以外の中では、ないのかなって思えるくらいすてきな空間。それを今後もつくっていけたらなって思いはあります」と、これからも舞台を作っていくことを誓いました。

また、『SHOCK』シリーズの中で一番好きなセリフを聞かれた堂本さんは「思い続ければいつでもそこにいる」と回答。「いろんなことにあてはめることができると思う。いなくなってしまった人のことを思うこともあると思うし、思い続ければきっとそばにいるんじゃないかなっていう、そういうのが常に自分は大事にしてきたポイント」と明かしました。

最後に「光一さんにとって、『SHOCK』とは?」と聞かれると、「難しいな…」と考え込んだ堂本さん。「今後に期待を込めて…永遠であってほしいです」と語り「これからも永遠に、この思いっていうのは持ちながら生き続けることになると思うので」と締めくくりました。

最終更新日:2024年11月30日 22:45