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栗林公園で「薪能」23年ぶり上演

2024年10月4日 16:05
栗林公園で「薪能」23年ぶり上演

 国の特別名勝、高松市の栗林公園で昨夜23年ぶりとなる「薪能」が開かれ、大勢の人たちが風情ある夜の庭園で伝統芸能を楽しみました。

 来年に控える開園150周年のプレイベントとして、23年ぶりに企画された「栗林公園薪能」でしたが、会場はあいにくの雨。この影響で開演が30分遅れたものの、集まった大勢の人達は、始まりを今か今かと待ちわびていました。

 能の演目「羽衣 和合之舞」で主人公の天女を演じたのは、高松市出身の能楽師、伶以野陽子さん。白い羽衣をまとった美しい舞いで魅了しました。一方、狂言の演目「萩大名」はトークショーに変更されましたが、人間国宝の茂山七五三さんらが演目の中のコミカルなやりとりを披露して、観客を沸かせていました。

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