がんで闘病中の梅宮アンナ ニューモシスチス肺炎で入院 がんとの関連性は
今年8月、乳がんの中でも特殊な『浸潤性小葉がん(しんじゅんせいしょうようがん)』であることを公表した梅宮さん。1日にインスタグラムで、肺炎のため入院したことを告白。「(9月)24から30日まで、生きた心地がしなかったす。。高熱、食欲不振、不安ほとんど食べたいと思うモノもなくって、、心がポキって折れる音がした感じだった」とコメント。病名について「ニューモシスチス肺炎と。。 またまた初めて聞く名前でした」と明かしました。
■『ニューモシスチス肺炎』とは? がんとの関連性は?
梅宮さんが発症した『ニューモシスチス肺炎』とは、どんな病気なのでしょうか。板橋中央総合病院 ・総合内科主任部長の友田義崇さんに伺いました。
『ニューモシスチス肺炎』について友田さんは「いわゆるカビ(が原因で発症)になるんですけどそういう肺炎ですね、免疫が落ちている患者さんに発症しやすい肺炎」と説明しました。
この肺炎の主な症状は『発熱』『乾いたせき』が多いとされ、一般的な肺炎との区別は難しいと言います。
また、免疫が落ちた人がかかりやすいというこの病気。がんとの関連性について、友田さんは「恐らく抗がん剤を使うときに、吐き気止めとしてステロイドというホルモン剤を使うんですけど、こういったものが免疫を落としてしまうことが言われています。“がん”に対して行っている治療、そこが免疫を落としてしまう、結果として、ニューモシスチス肺炎を起こしてしまう要因になり得る」と語りました。
5日にトークショーに登壇する予定でしたが、欠席することも発表した梅宮さん。「先ずは今、この肺炎を治す事に専念いたします。。皆様いつもありがとうございます!」とつづりました。
(10月2日放送『news every.』より)