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「竹久夢二」特別展 吉備路文学館

2025年1月16日 16:33
「竹久夢二」特別展 吉備路文学館

 岡山県瀬戸内市出身で、大正ロマンを代表する画家として知られる竹久夢二の文才も紹介した特別展が、岡山市で開かれています。

 岡山市の吉備路文学館で展示されたのは、今の瀬戸内市邑久町で生まれた竹久夢二の作品およそ100点。

 夢二と言えば美人画が有名ですが、瀬戸内市の風景を描いた掛け軸は、夢二が自ら描いたもの。牧歌的な山寺の景色は、郷土を思う気持ちの表れのようです。

 展示会の注目は、文人としての夢二です。「文字の代わりに絵の形式で詩を書いてみた」と書かれた画集や詩集などの書籍。言葉を知ることで、作品に込められた夢二の思いを、より感じられる展示になっています。

 特別展は来月(2月)16日まで、岡山市の吉備路文学館で開かれています。

最終更新日:2025年1月16日 16:33
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