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「日常の中の不思議」栗田咲子作品展 真庭市蒜山ミュージアム

2024年6月17日 18:52
「日常の中の不思議」栗田咲子作品展 真庭市蒜山ミュージアム

 身近な日常生活などに小さな不思議が合わさった作風で知られる、岡山県真庭市出身の画家栗田咲子さんの作品展が、地元の美術館で開かれています。

 真庭市蒜山ミュージアムには、油絵の具やアクリル絵の具を使った栗田咲子さんの作品、およそ40点が展示されています。

 真庭市出身の栗田さんが描くのは、一見、見過ごしてしまいそうな日常の情景や、動物のいる風景。そこに、非日常の不思議なワクワク感を感じさせる作風で知られています。たとえば噴水がキャンバスからはみだした作品は、仲睦まじい二人と一緒にタコやエビが描かれていて、ユーモアを感じさせる空間を生み出しています。

 作家活動を始めてから30年近く。自分が生まれた地元や周辺の田舎ならではの題材をモチーフに描き続ける栗田咲子さんの作品展は、9月8日まで開かれています。

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