江戸時代から伝わる伝統芸能「米倉人形三番叟」 笛吹市の小学校で体験会 山梨県
笛吹市八代町の米倉地区に伝わる伝統芸能「米倉人形三番叟」の体験会が9日、地元の小学校で開かれました。
体験会は、地元住民の有志でつくる米倉人形芝居保存会が開いたもので、6年生約60人が参加しました。
保存会によりますと、米倉人形三番叟は笛吹市八代町の米倉地区に伝わる人形芝居で江戸時代に始まったとされますが、時代の流れと共に一時は途絶えたものの、1990年に保存会が80年ぶりに復活させました。
児童らは舞に使う楽器や人形に実際に触れたり、代表の児童が人形を動かしてみたりして伝統文化の楽しさと重さを体感しました。
保存会は今後も文化継承のため依頼があれば、学校で体験会を実施したいとしています。